デンマークのビンテージチェア。




エムデザインスタジオの打ち合わせスペース、そして完成見学会のスタイリング用を兼ねて、新しい椅子を仕入れました。(現在は職人さんの手でリペア中)
1960年代デンマーク製の、とてもスタンダードな一脚。 メーカーは「Farstrup(ファーストラップ)」と言われていましたが、もしかしたら同時代の別の優れた工房のものかもしれない……そんなヴィンテージ特有の背景も含めて、一目惚れでした。
特に横から見たときのフレームの組み方(フィンガージョイント)や、美しい削り出しのラインが印象的でした。デンマークの家具といえば巨匠たちの名作が数多くありますが、こうした「アノニマス(無名)なデザイン」にこそ、用の美が宿ると感じます。奇をてらった装飾ではなく、使いやすさや道具としての機能性を極限まで追求した結果、必然的に生まれた美しいカタチ。私たちの目指す空間づくりにも、深く通じるものがあります。
スタジオに届くのはもう少し先になりますが、見た目以上に座り心地も抜群です。届きましたらぜひ、この美しさと座り心地を体感しに遊びにいらしてください。


