町の風景。
2020年 07月 28日

散歩道の途中の風情のある住まい。
実は、解体工事が始まっていた。風景に馴染んで落ち着きのある住まいがまたひとつ消えてゆく。生垣もとても柔らかく町と暮らしの境界線を形成していた。
いつの頃からか、街並みが画一的になっていき地域性や個性を失っていったように思う。借り物のデザインをそこにはめ込むのではなく、そこにしかない物やことが本来の町の姿だと私は思う。
私も設計する時は、そこのところをとても大事にしている。私たち建築家は、お施主さんの望む暮らしと町を結びつける大事な役割だと思っているのでその場所で感じた事を思いっきり吸い込み身体で考える。少なくとも私はそのやり方で建築と向き合いたい。それが、町の風景になるという事を肝に銘じて。

by h-miya29 | 2020-07-28 09:01 | 建築/インテリア


