鱗雲と社会性。

2020年 05月 30日

鱗雲を眺めながら思うこと。
私たちのように地方で活動している建築家は、中央の方のメディアとは無縁なので、何かで取り上げられる機会はほとんどない。地域密着でクライアントに寄り添いながら建築を創るというスタンスが、私たちにはとてもしっくりきているのでそれを変えるつもりは全然ないが、たまには自分たちの立ち位置を確認したくなる。もちろんとても個人的な住宅建築を創る上でも社会性は常に意識していて、十人十色のクライアントの要望の中にも社会性が含まれている。
以前、東京で活躍する建築家の知り合いと話していて、地方の建築家がなかなか中央のメディアで取り上げられないという話をしたら、意外な意見が返ってきた。その方が言うには、東京が特殊なだけで意外と地方で活動している方が世界に近いのではないかと貴重な言葉をいただいた。目から鱗だった。
私たちの本来の目的の地域密着でクライアントに寄り添うスタイルは、全然間違ったものではなくむしろとても大事なことだと鱗雲が教えてくれたように思う。

by h-miya29 | 2020-05-30 08:20 | 建築/インテリア