居心地への探究心

2009年 12月 14日

2009/12/14

居心地という言葉は、住宅を設計する上で
とても重要なキーワードだ。

広かったり狭かったりは、あまり関係ない。

でも個人的には、何にしても『手に届く範囲』が、
居心地がいいと思える。

単に距離が近いだけでは無く、感覚的に自分に
近いというか、普段着というか、価格的に近かい
とか、物を持ち過ぎないで、頭の中に把握できる
量だとか………………、いろいろ意味がある。

しかも住宅は、あまり作り込み過ぎても、
住まい手の入り込む余地がなくなって、
これまた居心地の悪い住宅になってしまう。

便利すぎても同じで、頭を使わなくなり、
逆に居心地が悪くなる可能性がある。

人それぞれ感覚が違うので、まず設計を開始する
段階で、そこを探るようにしている。

住宅は、竣工した時点で100%完成では無くて、
住まい手の成長と共に完成に近づいていく
ものだと思う。

もしかしたら最後まで完成は無いのかも
知れない。

居心地への探究心は、人も住宅も成長させる
重要なキーワードなのかも知れない。

by h-miya29 | 2009-12-14 21:57 | 建築/インテリア