色について

2009年 09月 28日

2009/9/28

色について書くのは何だかおこがましいのですが、
最近こんな本を読みました。

原研哉さんの『白』です。

大阪時代に店舗設計をしていた時は、『デザイン=色』
という具合に、お店のテーマカラーを決めそれに添って
まとめていくという感じが多かった。

予算の無い物件が多かったせいもあり、
高価な素材で個性を出すより、色で
個性を出すといった具合に。

パソコンがまだあまり普及していなかった時代、
特にDICの『日本の伝統色』や『フランスの伝統色』
たまに『中国の伝統色』といった色見本を良く選んでいた。

そこである時気になりだしたのが、『白』の存在だった。

余白というか空白というか、そういった無の部分が
気になるようになった。白があって色が生きてくる感じ。

この本は、そういった『白』のことについて日本の文化や
精神性についていろんな角度で書かれている。
改めて再認識できて、とても勉強になった。

我が家も『白』(やさしい白)がベースになっている。
その中に、自然の色である木の色だったり植物の緑
だったりが存在する。

そんな雰囲気が自分的には一番落ち着く。
そして自然に風化して味が出てくる感じ。

でもたまに無性に色が付けたくなる時がある。

店舗設計の時に、色を付ける機会があるので
ある程度その欲求は満たされているのだが………..。

住宅設計でも、もちろん要望があれば
もっと色を付けてみたいとも思っているので、
今度は『色』(カラー)について書かれた
本を探してみようかなあ。

PS.
DICの伝統色シリーズの色の名前をひとつひとつ
見ていると、とても楽しい。
最近は昔とは違って、パソコンで色をつくり、後で
色見本に合わせてる感じです。

by h-miya29 | 2009-09-28 22:11 | 建築/インテリア