線路沿いの家(二世帯住宅)

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大きな川沿いの山に囲まれた静かな景色に心奪われた私たち。そんな私たちに印象的に響いたお施主さんの「私たちにはただの見慣れた景色。遮るものがなく夏は暑くて仕方がない。」という言葉。そこでこの「見慣れた景色」をどう切り取り、夏の暑い日差しをどう遮るかが課題となりました。それを解決する中庭的な中間領域を作ったことで、この建築の骨格が決まっていきました。半屋外的空間は夏の日射を程よく遮り、額縁のような開口部からはいつもと違う素晴らしい景色を切り取ることができました。和モダンな雰囲気が好きなご主人と、色にまつわるお仕事をされている奥さまの要望を取り入れて、ご両親との2世帯の住まいに仕立てました。山の稜線に合わせた大きな片流れ屋根の外観は、このダイナミックな風景に溶け込み、あたたかく家族を守り包み込んでくれています。